友人の突然の死が、すべてのきっかけでした。人はいつまでも人生が続くかのように錯覚して生きています。けれど、本当はそうではない。人生には必ず終わりがある。
 

その時に、自分は果たして悔いのない生き方をしているのだろうか。そう問いかけ続けたときに、僕の心に浮かんできたのはひとつの願いでした。

「癒し」と「感動」を人に届けたい。人の心を少しでも温め、人生をより良いものにしていく。それこそが、限られた時間を生きる意味なのではないかと強く思ったのです。

しかし、想いだけでは現実は動きません。自分一人でできることには限界があり、どれほど願っても、届けられる範囲はあまりにも小さい。資金も力も足りず、目の前には大きな壁が立ちはだかりました。

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それでも考え続け、辿り着いた答えがあります。「一人では不可能でも、多くの人と力を合わせれば可能になる」。これまでに自分が培ってきたスキルや経験を差し出し、仲間たちと共に支え合い、癒し合い、感動を共有すれば、想像を超える奇跡を起こすことができる。

そしてそれは、必ず誰かの人生を変える力になると信じています。いま僕は、単身世帯の子どもたちを支援するための居場所づくりや、親子が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
 

一人の力では決して成し遂げられないことも、多くの人の知恵と力を借りることで必ず実現できる。そう確信し、毎日活動を続けています。​癒しと感動を届けることで、人の心に希望の灯をともす。その積み重ねが、また新しい奇跡を生み出していく。
 

これからも僕は、その想いを胸に歩み続けていきます。